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タングステンの重量計算
タングステンワイヤのサイズは、一般にMGという単位が用いられます。 フィラメントのような細いワイヤの径を測定するのは難しいため、ワイヤを200mmの長さに切断し、その重量 を測定します。その重量の単位をmg(ミリグラム)で表したものをMGといい、太さの単位としています。
タングステンの場合の直径とMGの換算式は、
MG=3016×直径(mm)×直径(mm) です。
例えば、髪の毛と同じくらいの太さのタングステンワイヤ80μmは、MGに換算すると、
3016×0.08×0.08=19.3MG となります。
反対に、1MGのワイヤの直径をミクロン換算で求める場合は、
√(1/3016)=0.0182mm つまり 18.2μm となります。
以上を踏まえて・・・・ 例えば、2.4mmの直径で長さが150mmのタングステン電極棒の重量を計算してみます。
2.4mmはMG換算すると、3016×2.4×2.4=17372MGです。 (これは、200mmの長さで17.372gを意味しています。)
したがって、150mmの長さだと、17.372g×150/200≒13g と計算できます。
どうですか?簡単でしょ?
もちろん、タングステンの比重19.3を使って計算しても良いですよ。
タングステンの長さ計算
このMGを使った計算は、長さを求めるときにも便利です。
例えば、1kgのタングステンのインゴットがあるとします。
これを伸線して、直径1.0mmの棒に加工した場合、どのくらいの長さになるかを計算してみます。
1.0mmの棒は3016MGです。 これは200mmの長さの重量ですから、歩留まり100%として、
1kg×200mm/3016MG≒66m となります。
いかがですか? この計算方法、業界関係者のみ知る、裏技でした。 ^^
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